『わかりやすいミサと聖体の本』
著者　白浜　満
（スルピス会司祭、日本カトリック神学院養成担当）
女子パウロ会、 2007年 、定価 1000円

カトリック教会に行こうと思うと、まず、この「ミサ」に出てみることをすすめられますよね！

でも、勇気をふるって、初めて出て見ると、わからないことだらけ、周りの人は暗記した答え？をどんどん言っているのに、自分だけ何も言えず、分からず。。。

聖書が読まれるけど、それって何？　神父さんがいろいろと身振り手振り忙しく、それにあわせて立ったり座ったり歌ったり祈ったりそして、ミサは終わり。。。ああ、疎外感！！といった体験が多いようです。

一方、洗礼を受けていても、日曜日のミサっていったい何？と聞かれると、実は答えられない人がほとんどのようです　(^_^;

（小さな声で）私もそうでした。。。

でも、この「わけのわからない」ミサ！が、カトリックでは 、中心であり大切らしいのです。

この小さなフレンドリーな表紙の本は、題名どおりホントに「わかりやすい」本です。

特に、第一章「人間を引き寄せる神の愛」は、キリスト教のふかーい内容をとってもシンプルにまとめています。

この一章を読んで、次のミサをステップ・バイ・ステップで解説しているところを読めば、「？？？？？？」でいっぱいだった頭が「！！！！なるほど！！！！」に変わるはずです。

初めて、キリスト教に触れる人、

信者であっても、ミサがよく分からない人。

ミサが分かってると思っていても、実は分かってない人。（これが結構多い！）

子供にミサのことを説明してあげたい人。

授業で、ミサのことを解説する必要のある先生、などなど。

つまり、誰にでも、ためになる、素敵な本です。

書かれた、白浜神父様のやさしく思いやりのあるお人柄がそのまま本になっています。

ぜひ、みなさんにおすすめしたいと思います。

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文：片山はるひ ndv