確かに、今の社会、忙しくない人はいませんね。一日が30時間あっても足りないくらいです。でも、ちょっと考えてみましょう。
祈りは、キリスト者にとって、呼吸と言われます。呼吸が止まると死んでしまいますよね。祈ることがなくなれば、神との絆がなくなって、信仰も危機に瀕します!ミサに出ても味気ない単なるセレモニーとなってしまいます。
祈ることは、食べることや、寝ることと同じレベルに考えてもいいのではないでしょうか。どんなに忙しくても、食べるし、寝ますよね。
そこで、ちょっと生活を見直してみませんか。だらだらテレビやインターネットをしている時間がどこかにないか。買い物の行き帰りなどのちょっとした時間がないか。朝少しだけ早く起きて、時間がつくれないか。夜寝る前にちょっとだけ時間をとれないか。
というのも、祈りを生活の中に入れると、実は、時間ができるのです!
うそだと思われるなら、やってみてください。祈ってゆくと、生活の中で、大切なこととそうでないことの見分けがつくようになり、くだらない事になやんだり、迷ったりすることが減ってゆくからです。これは、多くの、忙しい生活の中で祈っている人の共通の体験です。
大切なのは、「祈り」を生活の中に入れる!という決心をすることです。
その決心には、神の恵みが必ずあります。
実際に祈っている人で、祈りに失望した、無駄だったという人がいないのは、このためです。祈っても無駄だよ、という人は、本当に祈っていない人が多いのです。
神様は、この最初の一歩を必ず祝福して下さいます。
Q4: 祈りたいのですが、時間がないのです!どうしたらいいでしょう?
2010年6月15日