カルメルの霊性 神と親しく生きるために(38) ‐ 信仰年に

2013年5月25日

アッシジの教会と鳥たち

アッシジの教会と鳥たち

信仰は神に到達する 

唯一の手段である 

~十字架の聖ヨハネ~                

 

 

 

  信仰年もあと半年足らず・・・信仰を深めるさらなる努力を!! 神との一致にいたるまで信仰をさらに深めて人生の旅路を歩み続けたいものです。それにはどうしたらよいのでしょう。神に触れ、神の恵みとその慈しみを受けるには、何をしたらよいのでしょう。十字架の聖ヨハネは「信じること」だと言います。神とわたしたちとの間には無限の距離があります。どのようにしてこの距離を超え、愛である神、命である神に触れることができるのでしょう。それは信仰によってなのです。 

 

信仰は 神とわたしたちを隔てているこの無限の距離を超え

神に届くアンテナとでもいえるでしょう。

威力をもって神に触れるので、神はご自身を注がれます。

なぜなら神は愛であり、燃えさかる火なのですから。紙切れを真っ赤に燃える火

にくべたらどうなるでしょうか。燃え上がります! *   

~マリー・エウジェンヌ神父~                    

伊従 信子(いより のぶこ)

                     ノートルダム・ド・ヴィ

* 『いのりの道』聖母の騎士社