庭の紫陽花は一雨ごとにその色合いを深め、新鮮な姿を楽しませてくれます。今日は昨日と違う色合いをまとい、明日は今日とは趣をこと異にして。神のいつくしみの愛によって変えられてゆく私たちの姿と重なるようです。それには日々主の言葉を守る必要がありますが、6月の教会典礼は私たちが神と親しく生きるよう応援してくれることでしょう。
「父が私を愛されたように、私もあなたがたを愛してきた。私の愛にとどまりなさい。」 (ヨハネ5・9)
4日 三位一体の主日
聖なる父よ、あなたは、みことばと聖霊を世に遣わし、 神のいのちの神秘を示してくださいました。
唯一の神を礼拝するわたしたちが、三位の栄光をたたえることができますように。 ~三位一体の主日の集会祈願 ~
私の一生に太陽の光がさんさんと注いでいたのは、「心の深みに住まわれる神」と親しくしていたからでした。~三位一体のエリザベット~
11日 キリストの聖体
聖なる 神なるホスチア 生きているのは もはや私ではない
あなたのいのちを生きています。 どんな黄金の器より
あなたが好まれる聖体の器 イエスよ、それは私!
~テレーズの詩~
16日 イエスのみ心
24日 洗礼者聖ヨハネの誕生
29日 聖ペトロ 聖パウロ使徒
三位一体の祭日、ご聖体の祭日、み心の祭日の流れは「神のいつくしみの大海」へと私たちを導き、そこにとどまるように招いています。「神が望まれるのはご自身を無償で与えること、そのいつくしみの愛を信じること」です。こうして私たちは神の愛によって変えられていきます。
伊従 信子(いより のぶこ)
ノートルダム・ド・ヴィ