日々 聖霊に導かれて 9月

2022年9月1日

  このページを繰る頃はまだ残暑の厳しい日々が続いていると思います。現在の世界情勢は一体どうなっているのか・・・。そして、これからどうなるのでしょう…。

1ヶ月、2ヶ月先はまったく予測のできない日々を私たちは生きています。でもキリストの救いは常に完了形です。その教会の典礼暦では、9月の8日聖マリアの誕生、14日十字架の称賛、15日悲しみの聖母を記念し、29日は大天使聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルを祝います。  

9月30日、24歳で死去したリジューの聖テレーズはキリストの 救いの業に日々私たちが参与するように招いています。

イエスさまは本当に悟りつくせないほどの愛で
わたしたちを愛しておられます。
わたしたちにもご自分といっしょに人々を救うため
一役買わせようとお望みです!
主は わたしたちの協力なしに何一つなさりたくないのです。   

~ 幼きイエスの聖テレーズ ~

この写真の黒ベールの修道女がすでに病魔に侵され、やせ細ったテレーズです。洗濯の汚い水が飛び散ってもそれをよけるよりは、小さな一つの「私たちの協力」としてささげるテレーズ・・・『自叙伝』原稿C

「たとえ黒い雲が愛の太陽を隠すようなことがあっても」、イエスへの信仰のまなざしをもって、わたしたちの平凡な生活において「過ぎ去ることのない、変わるこ     とのない神の愛」を見つめ続けて日々を生きていくことができますように。

伊従 信子(いより のぶこ)         
ノートルダム・ド・ヴィ