カルメルの霊性 神と親しく生きるために(2月) ‐ 日々神と親しく生きるには

2014年2月23日

凍りついた鳥たち

 神の考えはあまりにも深く、

人間の考えとは違います。

神の時を 待つことを学びましょう。

 ~三位一体のエリザベット~

 

 

 

 

新しい年が始まり早くも時間は加速して過ぎていきます。

過ぎ去っていくだけではなくわたしたちは時間に振り回され、

過ぎ去る事柄の中に埋没しているかもしれません。

わたしたちは度々、自分の考え、計画を押しすすめ、それだけしか見

えなくなることがあります。

全くの闇に覆われてしまうときにも、神が慈しみ深い父であることを

思い出して、「神の時」を待つ事を学びたいものです。

夜明けが来れば、闇の世界だったところに道が現れます。

「神の時」が来て、現れる険しい道を、主ご自身が、

わたしたちといっしょに歩んでくださいます。

主は、「わたしたちと共におられる神」-―インマヌエルなのですか

                      伊従 信子

                    ノートルダム・ド・ヴィ

『いのちの道』より、サンパウロ社