イエス・キリストによって
もたらされた三位一体の生命を生きることは
なんとすばらしいことでしょう
主はご自分が≪いのち≫であり
わたしたちにそれをあふれるばかりに
与えるために来られたことを
繰り返し言われました
美しい秋といえる日も少なくなった近頃の四季の移り変わり・・・でも時は確実に11月の末に向かっています。王であるキリストの祝日で、教会歴はすでに年末となり、イエスの誕生を待つ待降節に入ります。
お告げからご降誕までの数か月聖マリアの態度のうちに、神が魂の底しれない深みにおいて内的生活をするよう選ばれた人々が生きるべき姿を見ます。どれほど深い平和と、深い潜心のうちにすべてのことをしておられたことでしょう。もっとも平凡な事柄も聖マリアにとって神とともにある神的なものでした。 ~三位一体のエリザベット~*
日々のいそがしい生活でも、「真のいのちであるキリストの誕生」を聖マリアとともに心から待ち望みたいものです。希望にあふれた待降節を!
伊従 信子
ノートルダム・ド・ヴィ
*『いのちの泉のほとりにて』ドン・ボスコ新書