2015年2月1日
聖テレジア生誕500年を祝って
日々神と親しく生きる -2月-
神の愛のために
元気を出しましょう・・・
愛は 決して手をつかねて
休んでいることはできないのです・・・
愛は空想の産物であってはなりません
実行で証明されなければならないのです
~アビラの聖テレジア~
・・・もう二月?
神の母マリアの祝日ではじまった教会の典礼は
主の公現、主の洗礼の主日後は年間となり、二月を迎えます。十一日にはルルドの聖母の祝日(任意)を祝います。寒村ルルドの洞窟に無原罪のマリアがはじめて現れた記念の日です。百年以上こんこんと湧きでるルルドの水は多くの人々の心と体を癒してきました。この日は身近にまた遠いどこかで病んでいる方々の一人ひとりをルルドの聖母のみ手に委ねて祈る世界病者の日となっています。
十八日は灰の水曜日、いよいよ四旬節がはじまります。この日司祭は「回心して福音を信じなさい」、または「あなたはちりであり、ちりに帰っていくのです」と唱えて、一人ひとりの頭か額に灰をかけ回心を促します。復活祭までの四十日間、十字架上の死へ向かって歩まれるイエスの道程をわたしたちも日々の生活の中で共に歩むよう招かれています。神の愛のために元気を出しましょうとテレジアは呼びかけます。平凡な生活での小さな“実行”を! 愛は空想の産物であってはなりません。実行で証明されなければならないのです、と。 よい四旬節を!
伊従 信子
ノートルダム・ド・ヴィ