カルメルの霊性 神と親しく生きるために(4月) ‐ 日々神と親しく生きるには

2014年4月19日

死に打ち勝ち「復活されえたキリスト」は

「いのちの言葉」を人々に伝える使命を 

             わたしたち一人ひとりに託されました。              

        今日もまた、わたしたちの平凡な生活の中で。    

 

イースター・サボテン

イースター・サボテン

 

無駄な人生はありません。

無駄な一日もありません。

 

自分で確認できなくても、「復活されたキリスト」は

すべての人々と「いのち」を分かち合いたいのです。

「復活されたキリスト」のうちに、

「いのち」がみなぎっていることを信じます。

けれども、さらに深く信じさせてください。

 

日々の汚れ、いたらなさ、失敗、罪の闇に覆われていても、

覆われているからこそ キリストの復活の「いのち」を

さらに固く信じ、希望し、おん父の慈しみに信頼しつづけましょう。

神に近づくのにふさわしいものになるまで待つ必要はありません。

 

 伊従 信子

                    ノートルダム・ド・ヴィ

『いのちの道』より、サンパウロ社