希望の巡礼者

私たちは皆人生の巡礼者。しかし、恐れや絶望の中で麻痺し、静止し、安楽さに浸ってい ないだろうか。「共に歩む」神の子としての共通の尊厳から出発し、一致を紡ぎ出す者となる 希望の巡礼者として、自分の生活（家庭・職・小教区・共同体）で、他者と共に歩み、自分の言 い分に立てこもる誘惑に打ち勝っているだろうか。「欺くことのない希望」（ロ－マ 5・5）が、復 活の勝利へと向かう四旬節の旅路の先に広がるようにと教皇は祈る。

テレーズ列聖100周年 信頼の道を行く

神の慈しみへの 果てしない望みは わたしの宝です。テレーズ
一人ひとりのために すべてを備えられる神への信頼を深めたい。 自分では理解できない出来事の背後にも、父なる神の慈しみの愛を信頼して… 「復活されたキリスト」のうちに、「いのち」がみなぎっていることを信じます。 さらに深く信じさせてください。

伊従 信子（いより のぶこ）
ノートルダム・ド・ヴィ