教皇フランシスコの机の上には、あまり見かけない「眠っている聖ヨセフ」の像が置いてあります。

「聖ヨセフは眠りながら教会を守っています。
そうです、彼にはこれができるのです。私たちはそれを知っています。
問題や困難がある時に、私は紙切れにそれを書いて、その聖ヨセフの像の下に置きます。それを夢見てもらうためです。
彼にその問題のために祈ってもらうためです。」
（教皇フランシスコの言葉。フィリピンでの家族たちとの集いで）

長期に及んでいるコロナ禍、にもかかわらず再開されたオリンピック、続くパラリンピック開催予定、ますます強力化するウイルスとの戦い、加えて台風・大雨予報、被害など・・様々な問題・困難に日々緊張を強いられる生活が続いています。全世界の教会のために尽くされている教皇様の「教会の守護者聖ヨセフ」への信頼を、私たちも受け継ぎたいものです。

「私は世の終わりまであなたがたと共にいる」と言われたキリストの養父への信頼のうちに、日々の不安、緊張を強いられる状況の中でも信仰の絆で結ばれていることを思い起こし、教会の守護者ヨセフの執り成しをともに願いましょう。

伊従信子　
ノートルダム・ド・ヴィ