無原罪の聖マリアの祭日

2019年12月9日

今年は12月8日が待降節第2主日と重なりましたので、今日、12月9日に無原罪の聖マリアの祭日が祝われます。ミサの聖書朗読も3つあり、栄光の賛歌も唱えられます。
通常、主日(日曜日)に重なってしまった聖人などの祝日はそのまま主日の陰に隠れてしまって公には祝われない事が多いのですが、1年の内の幾つかの祭日はこのように日を変えて祝われます。

今日の朗読箇所はこちら↓ご参考まで
日ごとの福音

リジューの聖テレーズは24歳で亡くなるほんの数ヶ月前に聖母への親しみ込めてをこのような美しい詩を残しています。長いので冒頭だけご紹介します。

おお! わたしは歌いたい!

マリアよ なぜわたしがあなたを愛するのか

なぜあなたのやさしいみ名が心を躍らせるのか

なぜあなたのこの上ない偉大さに思いを巡らしても

わたしの魂は 恐れおののかないのかを!

あなたがおられるのは 崇高な栄光の中

あなたの輝きは あらゆる聖者に注がれる

けれども マリアよ あなたのみ前で

わたしは 目を伏せたりはいたしません!

リジューの聖テレーズの詩 PN54より 1897年5月作

(Y.Y.)