幼きイエスの聖テレーズ生誕 150周年

2023年2月1日

神の慈しみへの果てしない望みはわたしの宝です  

~ 幼きイエスの聖テレーズ ~

聖テレーズは生誕150周年を機に、この混迷する21世紀に文化・教育・平和に貢献している女性として、ユネスコの2022年~2023年の2年間認定され、記念しています!

「まもなく、わたしの使命が始まろうとしています。
わたしが愛したように、
人々に神さまを愛させる使命が。
人々にわたしの“小さな道”を示す使命が!
「わたしは一つの、ほんの小さな実です。そこから
何が出てくるか、人々はまだわからないでしょう。」

~ 幼きイエスの聖テレーズ ~

15歳で観想会カルメル修道院に入り、24歳で夭逝するまでテレーズは「幼子の道」と呼ばれる父なる神の慈しみの愛への絶対的信頼を生き抜きました。死後テレーズの生きた「幼子の道」の恵みは全世界に降り注がれ、たちまちのうちにアジアへの偉大な宣教者フランシスコ・ザビエルと共に「宣教者の守護聖人」に挙げられています。
教皇聖ヨハネ23世はためらうことなくテレーズを「現代のもっとも偉大な聖人」と呼び、1997年(教皇聖ヨハネ・パウロ2から)には教会博士の称号を授与されました。

2月の祈りの意向として:
2月4日(幼きイエスのマリー=ユジェーヌ神父)、2月11日(ルルドの聖母)、22日(灰の水曜日)、 26日には四旬節第1主日を祝います。何も代り映えのしない一日かもしれません。でも「善を自分の回りに蒔かなければなりません。でも芽が出るかどうか心配することなく」というテレーズの言葉を思い出して。
                        伊従 信子(いより のぶこ)
                       ノートル・ダム・ド・ヴィ