2月~3月上旬にかけてノートルダム・ド・ヴィのY.Y.が、フィリピンのマニラから北へ車で2時間程行った所に有る、NDV(←ノートルダム·ド·ヴィの略)フィリピン本部に滞在しましたので、そのレポートを4回に渡り紹介いたします。(内容は公式facebookページに載せたものと同じです。)
今回は第2便 ノートルダム・ド・ヴィ黙想の家(Notre Dame de Vie Retreat House) in Novaliches Quezon City をお届けします。
マニラ中心部から少し北のノバリチェスと言う所にNDVフィリピンが運営する黙想の家とカテキスタ養成学校があります。
この黙想の家は元々はNDVフィリピンの本部として建てられ、修練もここで行われ、50年近く会員達から愛されてきた建物でした。
2004年に新しい本部が郊外に完成し、ここは黙想の家として様々な方に利用していただくようになりましたが、1964年にマリー=ユジェーヌ神父がここノバリチェスを訪れた時は、土地を購入したばかりで まだ何も無い状態でした。
マリー=ユジェーヌ神父はこの土地を見回して、「ここに本部を建てなさい。こちらにカテキスタ養成学校を建てなさい。」と現地NDV会員達に指示し、また更に「時が経ったら本部は引っ越し、ここは黙想の家として利用されるようになるでしょう。」との、予言的な言葉も残していました。
2004年の本部引っ越しは、マリー=ユジェーヌ神父の言葉に従った、と言うより、会員が増えて手狭になったのと、周りに家や商店が沢山立ち並び、騒音に悩まされるようになったからでした。
この写真は敷地内にある大きなマンゴの木で、当時はこの木以外何も無く、この木の根元にマリー=ユジェーヌ神父は腰を掛け、会員達に信仰についての講話をしたそうです。
この写真は黙想の家の庭の写真です。
これら4枚とも黙想の家で働くNDV会員が撮った写真で、日付がまちまちだったりしますが、私の格安スマホの写真よりずっと良いのでこちらを利用させていただきました。
黙想の家となった今でも、多くの会員達にとって、ここは祈りと涙と喜びが染み込んだ心の故郷、奉献生活の原点の場となっています。
次回はNDV黙想の家の隣りにあるカテキスタ養成学校をご紹介します。
Y.Y
ノートルダム・ド・ヴィ