呼ばれています
〝聖なるもの″になるように
わたしは復活であり、いのちである。
わたしを信じるものは、たとえ死んでも生きる。」ヨハネ11・25
「この地上でキリストと接した病人は、主の内に秘められた力によって健康を、死人は生命を取り戻しました。主は確かに常に生きておられます。素晴らしい秘跡において聖櫃のうちに生きておられ、またわたしたちの心の内にも生きておられます。主ご自身が言われました。《わたしたちはその人のところに行って、その人と一緒に住むであろう。》」ヨハネ14-23. *
イエスはわたしたちを呼んでおられます。イエスという名の意味は「救う神」「わたしとともにおられる神」です。わたしたち一人ひとりをいつか知ることになる永遠の名によって呼んでおられるのです。**
復活した主との出会いは、わたしたちを造り変え、信じるための新たな力とゆるぎない土台を与えます。日々の生活でわたしたちは、蜘蛛の巣にからまれているような「時」を過ごすかもしれません。でも〝聖なるもの“になるように呼んでくださる方の〝いのち”によって浄められ、変えられてゆくことを信じ、希望して歩み続きましょう。
ノートルダム・ド・ヴィ
伊従 信子(いより のぶこ)
* 『神はわたしのうちに わたしは神のうちに』伊従信子著、聖母の騎士社
** 『神と親しく生きる いのりの道』ドグレール、ギシャール著 聖母文庫