11月5日(土) 関東地区カトリック中高宗教部会が、白百合学園中学高等学校を会
部会に参加できなかった方々、または祈りの喜びを学校教育の場で
1)祈りの人間学
2)「心」の祈りを体験する
3)祈りの基盤
と言う3部構成で、約1時間です。3)祈りの基盤 では、参考図書として伊従信子さんが訳した『神と親しく生きる いのりの道 −幼きイエスのマリー・エウジェンヌ師とともに』を挙げています。
「神がわたしのうちにおられる、友としてわたしの内におられます。わたしは決して独りではありません。どんなに低く小声で話しても、神は聞いています。
わたしが愛に成長するのは、神がわたしにご自身を与えてくださる度合いに応じてです。わたしはなんとたびたび自分のいるその深みにいないのでしょう。それは多くの人達が現代の社会で直面していることです。自分の中心、深みで神を見出すことは、とりもなおさず自分自身を見つけることです。神のうちに自分を見つけるともいえるでしょう。それは同時にこの地上のものの存在意義、その真価を見出すことでもあります。父なる神に創られたものが無意味なことはないのですから。
神はわたしたちを祈りによってご自分のうちに入らせるため、いつも 戸を開けておられます。祈りとは 生ける神に触れることその時神はことのほか喜ばれ ご自身を与えて下さいます。」
(『いのりの道』48-49 頁)
配布資料(PDF) →2016年度 カトリック中高 宗教部会 講演 片山はるひ