いつくしみの特別聖年が幕を閉じる前日、2016年の11月19日(土)に
カルメル会士でノートルダム・ド・ヴィの創立者、
尊者 幼きイエスのマリー・エウジェンヌ神父は、
南フランスのアヴィニョン教区で列福されることになりました。
列福とは、今まで英雄的な徳が認められて「尊者」と呼ばれていた人が
聖人となる一つ前の段階として、「福者」と認定されることです。
そのための特別な式が列福式です。
列福式は、アヴィニョン市の展覧会公園で行われます。
司式は、教皇フランシスコの代理として送られるアマト枢機卿(奉献生活会省長官)によって行われます。世界中から何万の人々が集まることが予想されています。
列福式の後、11月21日(月)には、アヴィニョン教区内のヴナスク村にあるノートルダム・ド・ヴィ本部聖堂で福者マリー・エウジェンヌ神父を記念する最初のミサが行われる予定です。
マリー・エウジェンヌ神父は、幼きイエスの聖テレーズに導かれ、
神のいつくしみを全ての人に伝えることを望んだ人でした。
この列福式は、そのメッセージを世界中の人々へと伝える意味があります。
「神は、わたしに全てを与えて下さった。
神の深み、それは愛そのものだ。神を探し求める人はこの世界にたくさんいる。
彼らすべてに会いに行き、かれらに神の無限のいつくしみについてどれほど語りたいことか。わたしの使命は人々を神へと、神との交わりへと導くことだ。」
マリー・エウジェンヌ神父
来年2017年は、幼きイエスの聖テレーズの帰天120年にあたります。
神のいつくしみの使徒、幼きイエスの聖テレーズとともに
その「愛と信頼の小さき道」を
世界中の人々へ伝えたいと望んだマリー・エウジェヌ神父、
二人の使命がこの列福によってより豊かな実りを結びますように。
日本でも、カルメル会とノートルダム・ド・ヴィの協力で、
列福記念ミサなどが企画される予定です。
詳しくは、このHPとFacebookで随時お知らせして参ります。
感謝と祈りのうちに
ノートルダム・ド・ヴィ会員一同
※尚、当日の列福式の模様は、TV中継及びインターネットでライブ配信されます。日本ではインターネットでのみ視聴可能ですが、式が近づきましたら、こちらも詳しい情報をお知らせいたします。