いつくしみの聖年を生きるために
-4月―
父のいつくしみのみ顔である
キリストは
よみがえられた、アレルヤ
ご復活おめでとうございます!
ご復活の次の日曜日を前教皇ヨハネ・パウロ二世は「神のいつくしみの主日と定められました。そしてそれからしばらくの時が過ぎ、教皇さまが帰天されたのがちょうどこのいつくしみにささげられた主日でした。あたかもそれは天の承認を得たかのように思われます。現代の混沌とした世をそっくりご自身のいつくしみの愛で包み込もうとされる御父の心の現れのようです。
神にとっては、いつくしみを抑えるよりも怒りをこらえる方がもっと優しい。」(アウグスティヌス)。神の怒りは一瞬ですが、神のいつくしみは永遠に続くものです。*
おん父のいつくしみの愛を自分に注いでいただくだけでなく、わたしたちも日々の生活の中で人々にその愛を証しできますように。教皇フランシスコは具体的に精神的な慈善の業をいくつか挙げています、「疑いをいだいている人に助言する、悲嘆に打ちひしがれている人を慰める、煩わしい人を辛抱強く耐え忍ぶ、もろもろの侮辱を赦す」など・・・*。
伊従 信子(いより のぶこ)
ノートルダム・ド・ヴィ
*『イエス・キリスト、父のいつくしみのみ顔』特別聖年大勅書