2020年12月8日から2021年12月8日までを「ヨセフ年」と教皇様が宣言されてから、はや一年が過ぎました。コロナ禍にあってわたしたちそれぞれの苦しみ、嘆き、悩み、迷いの闇の中にも世の光であるキリストを見つめ歩み続けようと努めてきました。
12月…ちまたでは闇の夜にきらめく飾りつけ、「きよしこの夜」が鳴り響く師走の月…コロナ禍に、幼子イエスの誕生とは関係なく商業ベースのクリスマス・年末のにぎわいは増すのでしょうか。
闇の中を歩む民は、大いなる光を見る
死の陰の地に住んでいた者たちの上に、
光が輝く。 イザヤ 9:2
主よ、来てください!
この子は泣いています・・・
あなたを呼んでいます、大声であなたに呼びかけて
何が ほしいのでしょう。
「かれを愛しなさい かれはお前を愛し
あなたのために 寒さにふるえているからごらん
かれはあなたを呼んでいます!」
~アビラの聖テレサの祈りより~
師走の忙しい日々に、
心の内をベトレヘムの馬小屋として静かにイエスの誕生を
待ち望むことができますように。
伊従 信子
ノートルダム・ド・ヴィ